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サンフランシスコのホテルから空港までの出来事(2014.8.7) [旅行]

今日は2014年10月19日(日)、穏やかな天気だった。昨日は畑仕事をして、そのあと知人に紹介された接骨院へ行って、それからゴールドジムへ行った。最近左手や左腕がしびれるときがあり、先週脳神経外科を受診した。同僚が同じような症状で脳梗塞の初期と診断され入院していた。後遺症は全くなく本当に良かったと思うが、自分自身も気になって頭のCTを撮ってもらったが、異常はなかった。簡単に言ってしまえば首がこっているということで、首こりを取る体操を一日10回やるように言われた。簡単な体操だが、10回はしていない。そんな話しを勤務先でしたら、いい整骨院を紹介して頂いた。今まで筋トレしてもほとんどストレッチングをしていなかったが、これからは行うようにしたい。
BS放送のWOWOWでは今月から映画『永遠の0(ゼロ)』を放送している。私は劇場まで観に行ったが、涙もろい私はまた何度も泣いている。戦争映画で特攻隊員の物語だが、賛否両論はあるにせよ私は大好きな映画だ。その映画の中で、明日特攻隊員として出撃するというときに、主人公と隊員が川のほとりで話すシーンがこの映画の趣旨を表しているのだと思っている。「今まで気にもとめなかった水の冷たさや雑草が風に揺らぐ光景が、とてもいとおしく感じる。今ほど家族と日本の将来を考えたことはありません」台詞は全く同じではないが、若くして死ななければならなかった隊員たちこそ日本の将来のために生きなければならない人たちであった。今こうして生きていることに、本当に感謝したい。
今年の8月にロス・サンフランシスコ・ニューヨークへ一人で遊びに行ったのだが、まだ書いていないエピソードが2、3ある。その一つを今回掲載します。

2014年8月7日、サンフランシスコからニューヨークへ向かうとき、サンフランシスコのヒルトンホテルを出たのは午前5時半過ぎ。飛行機が午前8時40分発だったので、その3時間前を出発の目安としていた。ヒルトンホテルは部屋のテレビや備え付けの電話でチェックアウトが出来るので簡単で便利だ。テレビでは時間外なのか手続きできなかったので、電話のチェックアウトのボタンを押してコンピュータの音声に従って操作しチェックアウトした。フロントに寄らなくていいのは便利だ。ドアはベルボーイさんが開けてくれて、空港へ向かわれますか?と聞かれたので、ええ、電車で行きますと答え、いい時間を過ごせましたよと笑って答えた。辺りは明るく、歩いて5分のパウエル駅までガラガラとスーツケースを引いて向かった。エスカレーターを降りて駅の券売機の前に着くと、嫌な予感がした。身なりはきちんとしたスーツ(上下黒のスーツに紫色のシャツ)を着ている小柄なマイケル・ジャクソン風な黒人男性が声をかけて来た。薬でもやっているのか、ちょっとフラフラナヨナヨしながら『だんなぁ、10ドル分のキッブがあるんだけれど、買ってもらえねえかあ』と言って手に持っていた切符を券売機に入れるとモニターに11ドル15セントと表示された。
私はサンフランシスコ国際空港からパウエルストリート駅まで来るのに切符の自動販売機の操作のやり方がわからなくて、10ドル分のプリペイドの切符を買った。8ドル65セントを使ったので、残りの残高は1ドル35セント、それに差額分を券売機に入れて買うつもりだった。日本の券売機のように金額のボタンがたくさんあって、その中から該当する金額のボタンを押すのではなく、10ドル入れたらマイナスやプラスのボタンを何度か押して8ドル65セントに調整しなければならないのだ。ちょうど硬貨がたくさんあったのでそれを入れながら切符を買おうと思っていた。
その男性に「No」と言っても良かったし、たとえノーと言ってもナイフやピストルが出てくるような感じではなかったが、仕方ないなと思い、10ドル札1枚と財布にたまっている硬貨を一握り取ってその男性に「All right. Here you are.」(いいよ、はいどうぞ)と言って渡した。その男性は両手で受け取り、『どうも、だんな。ああ、これでめしが食える』と小躍りして走っていった。今思えば何もきちんと表示された金額ではなく5ドル札を1枚だけ渡せば良かったなと思った。その切符は拾ったものなんだろうか?
サンフランシスコ国際空港に着いて、搭乗手続きをすませ、朝食をとることにした。空港内の奥にちょっと落ち着いたカフェがあったので、入った。今、日本でもはやっているエッグベネディクトを注文した。ウェイターさんがボトルのミネラルウォーターはいかがですかと聞いてくれたので、お願いしますと言った。大きいのと小さいのがあるというので、大きいボトルにした。食事も終わりかけて請求書を見たら、大きいボトルのミネラルウォーターが書いてなかったので、「これ、無料なんですか?」と聞いてみた。すると、ウェイターさんはミスに気がつき、請求書を差し替えした。感謝されてしまったが、アメリカで水がただな訳ないなと思ってつい聞いてしまった。お腹がいっぱいになったが、飛行機に乗ると朝食が出た。我慢しておけば良かったと思った。
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宿泊したヒルトンサンフランシスコ・ユニオンスクエア内のロビーです。(2014年8月6日撮影)
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サンフランシスコ・パウエルストリート駅の入り口です。
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パウエルストリート駅の券売機です。
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サンフランシスコ国際空港のカフェです。
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一度食べてみたかった『エッグベネディクト』です。美味しかったですが、ボリュームが多くてお腹いっぱいになりました。

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